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  • 八若凜太郎

9代目clown集大成 2023夏合宿 「天晴」完成




 2023年8月28日から9月10日にかけて、9代目clown集大成となる夏合宿が開催された。今回の敷地は滋賀県長浜市余呉町のキャンプ場「ウッディパル余呉」だった。


 9代目clown夏合宿のテーマは夏神楽。神楽から和を連想させる片流れ屋根や、切妻屋根のような形状を採用することで空間によって広い狭いのバリエーションが増え、子供たちがお気に入りの場所を探す秘密基地のようなツリーハウスを提案し作成した。完成したツリーハウスは、コンセプト通りで、垂直のラインを意識した3階建てのツリーハウスである。今年の夏も猛暑が続いたが、有難いことに合宿中、作業が大幅に中断するような悪天候には見舞われず、無事完成させることができた。


 木材量は去年に比べれば少なかったものの、それでも多くて、作業場の唯一の雨風と直射日光をしのげる小屋を埋め尽くし、初日から炎天下での作業になった。今回の合宿は4工期に分かれており、AからDまであった。A工期では、1回生が4人と少なく、B工期は逆に22人と合宿一多く、1回生の参加も多く、感想も「楽しかった。」「春合宿も絶対参加します!」などと、うれしい声もたくさんもらった。

また、今回の合宿は、春合宿ではいなかった2回生幹部である、幹部補佐、副部署長も交えての合宿であった。各々が幹部としての自覚を持ち、班の指揮を取り、今回の合宿に大いに貢献していた。2回生幹部がいなかったこの合宿は確実に成功していなかっただろう。


 3回生にとって最後の合宿は、各工期、様々なトラブルに見舞われ、決して楽なものではなかったが、どんな状況下でも弱音を吐かず、みんなが楽しく合宿に参加できるように常に考え、みんなを盛り上げようとしていた幹部には頭が上がらない。


 そして無事、第9基目となるツリーハウス「天晴(あまれ)」が完成した。由来は「驚くほど立派で緻密なツリーハウスを作れたこと。雨天にも見舞われたが見事なまでに順調に施工を行えたことから「天晴(あっぱれ)」とし、変形させて「天晴(あまはれ)」に。そしてこれからもClown の活動が末永く続くことを祈って「あま」「はれ」を繋げて天晴(あまれ)。」だという。完成イベントも無事開催され、多くの子どもたちでワークショップも賑わっていた。


 合宿最終日、無事完成イベントを終えた夜、合宿最後の夜、幹部だけの夜だった。広報部の作成した動画で涙する者もいた。翌日、3回生幹部の中でインフルエンザの集団感染が起こるなど、本当に波乱の合宿ではあったが、本当に楽しい、大学生活最高のひと夏の思い出になっただろう。代表をはじめとする9代目Clown幹部のみんな、本当にお疲れ様。そして最高の思い出をありがとう。




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